ジョブンヒ/Wenfei(21院デ空)
【アートプロジェクト「We Reflect, We Heal」について】
2025年より、「We Reflect, We Heal(私たちは内省し、癒される)」というアートプロジェクトを⽴ち上げました。
本プロジェクトのコンセプトは、「内省が始まるとき、癒しもまた始まる」というものです。
現代社会においては、情報の洪⽔やめまぐるしい⽇常の中で、まるで世界が早送りで進んでいるかのように感じられます。
SNS、絶え間ない通知、⾼まる期待やプレッシャー──それらは私たちの⼼に絶え間ないノイズを⽣み出し、「ただ⽴ち⽌まり、存在する」という⾏為すら難しくしています。
こうした環境の中で、私たちの内なる満⾜感や感情の明瞭さは、知らず知らずのうちに失われているように感じます。
【Vol.3「舞踏 × コラージュ」ワークショップのご案内】
本プロジェクトの第3回⽬となる今回は、⽇本独⾃の身体表現である「舞踏」と「コラージュ」を組み合わせたワークショップを開催します。
テーマは「身体と表現:静かに身体の声を聴き、⾒えない感情や記憶を可視化する」。
舞踏のゆるやかな動きの中で、身体が持つ記憶や感情と向き合い、それらをコラージュとして可視化していきます。
身体は、記憶の容れ物。
⾔葉では語り尽くせない⼼の奥にあるものを、「動き」と「アート」というかたちで表現してみませんか?
◆開催日時:2025年7月26日(土) 10:40~13:40
◆開催場所:
Ryozan Park The White Room
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-9-1
◆交通:
JR山手線「巣鴨駅」南口 徒歩3分
都営三田線「巣鴨駅」A1出口 徒歩4分
>詳しいアクセスはこちら(Ryozan Park webサイト)
◆スケジュール
①オープニング・⾃⼰紹介
②舞踏ダンサーによる身体表現のガイド → コラージュ制作 → シェア
休憩
③グループ・ペアでの身体表現 → コラージュ制作 → シェア
④クロージング
【ファシリテーターについて】
◆南阿⾖
幼少時代、⾃然豊かな農地で育ち、絵を描いていたことから、絵画に興味があり、デザインの仕事をしながら、武蔵野美術⼤学で美術を学び、⾔葉や絵のイメージ、⽣活が踊りになる舞踏やコンテンポラリーダンス、パフォーマンスアートを知り、学び、作品を創作し始める。
2011年の東⽇本⼤地震の翌年、⾃身の⼿術の傷跡と震災の傷跡をイメージして制作した舞踏作品『Scar TissueⅠ』と『ScarTissueⅡ』で第44回⽇本舞踊批評家協会新⼈賞を受賞。
2017年、ランコントル・コレグラフィック(旧バ⼆ョレ国際振付)招聘。2022年には韓国のNDA(New Dance for Asia)国際フェスティバルで準優勝に相当するNDA賞を受賞。
2024年11⽉、朝の舞踏LABO参加者3⼈と『蒲公英に蝦蟆』作品にて、YPAM参加。
◆Wenfei
東京を拠点に活動する形と線のアーティスト。基礎⼼理カウンセラー資格を持ち、ゲシュタルト療法を学びながら、アートと⼼のつながりを探求している。2025年より、コラージュを通して⾃⼰と向き合うアートプロジェクト「We Reflect, We Heal」を主宰。アートの⼒で内⾯を⾒つめ直し、新たな⾃分に出会う場をつくっている。