安彦幸枝さん(92短デ空)
『庭猫スンスンと家猫くまの日日』出版のお知らせ
猫にとっての幸せは、永遠にわからない 猫をめぐる命の物語
ある日庭にやってきたボロボロの猫スンスンと、著者の長年の友であるくまをめぐる、命の物語です。外でたくましく生きる猫と家の中で暮らす猫、どちらが幸せかは、猫にしかわかりません。外での生活が長い猫を人間の想像や解釈で家の生活を強いることが猫にとっていいことなのかわからない著者は、「目の前にある命をただ放っておけない」と、ときに地域の人たちと協力しながら、その命を見届けます。ごく自然に手を差し伸べ猫を保護する著者と、その周囲の人たちとの交流が、今、失われつつある大切なものに気づかせてくれます。命はめぐり、やがて土となる。著者の、生命に対するやわらかな視点も見どころです。
◆『庭猫スンスンと家猫くまの日日』
著者:安彦幸枝
出版社: 小学館
定価:1,400円+税
出版日:2021年1月22日(予定)
仕様:A5横 112頁 オールカラー
>詳細はこちら(小学館Webサイト)
◆出版にともない、写真展も開催されます。
>展示の詳細はこちら(校友会Webサイト)