長尾重武 名誉教授
『「小さな家の思想」-方丈記を建築で読み解く』、『「徒然日記」-五輪の巻-』 が出版されました。
『「小さな家の思想」-方丈記を建築で読み解く』
人生の締めくくりを過ごすなら、どんな家がいいですか? 古典が教える「自分にとって必要最小限の、居心地のいい家での暮らし」のヒント。
「ゆく河の流れは絶えずして――」で始まる、有名な古典、『方丈記」。実はここに登場する鴨長明の庵「方丈庵」は長明が自ら設計した「最期を過ごすための家」だった。そこに持ち込まれたのは音楽、和歌、そして信仰のためのわずかなモノたちと自然との語らい、親しい人たちとの交友。ミニマリズムの大先達、鴨長明に学ぶ「小さな家」という生き方。
出版社:文藝春秋
定価:1,045円
出版日:2022年6月17日
仕様:新書
>詳細はこちら(文藝春秋 Webサイト)
『「徒然日記」-五輪の巻-』
冬満月 池水火風を 突き抜けて
ここに「空」を加えて五輪の巻とする。
長らく武蔵野美術大学の教授を務めた長尾重武さんが、句会「こだま」に属した5年間、2009年~2014年を当時の俳句とともに振り返り、自然の驚異と美しさや学生達との温かい交流等をつづる。
出版社:鳥影社
定価:1,650円
出版日:2022年7月27日
仕様:縦19㎝
>詳細はこちら(鳥影社 Webサイト)