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msb! トークリレー06【CMFGデザインでつながる世界】


CMFGデザインでつながる世界

2004年度 造形学部視覚伝達デザイン学科卒業
針塚 哲(株式会社GKダイナミックス  CMFG動態デザイン部)

【スライド写真について】
1.アラバマ州タラディーガにて、2018
2.カリフォルニア州ロングビーチにて、2016
3.カリフォルニア州シールビーチにて、2015
4.ジョージア州アトランタにて、2017

楽しさをつくること
小さい頃は大工に憧れていたような記憶があります。空き箱や木の工作も好きだったし、漠然と、何かものを作る仕事ができないかなと思っていました。だんだん成長するにつれ、大人になってから1日の大半の時間を過ごすであろう「仕事」として、何をしたら充実した時間を過ごせるかを考えるようになりました。自分に刺激を与え、新鮮な気持ちを保つことができる分野で働きたいと考え、ムサビを受験しデザインの道に進みました。

ムサビに入学した2000年初頭はデザイナーという職業が、一般に注目され始めたタイミングでした。華やかな世界が広がる広告などの世界に憧れた時期もありましたが、短時間で消費されていく仕事には違和感がありました。

幅広い経験の出来る視覚伝達デザインという学科で過ごしているうちに、長く愛されるものに関わりたいと思い始め、一方で、遊びや、楽しさを創ることを仕事にしたいなと思うようになりました。そんなことを考えながら就職課で目に止まった求人情報で、モーターサイクルを中心としたモビリティのデザインをしている会社があるという事を知りました。それが今も勤めている、「GK Dynamics」でした。

CMFG動態デザイン
自分の名刺には「CMFG 動態デザイン部」と書いてあります。「シーエムエフジー」「動態」おそらく多くの皆さんにとって初めて聞く言葉ではないでしょうか?CMFGは(Color・Material・Finish・Graphic)の頭文字を取ったもので、「動態」は社名にあるDynamicsを意味します。CMFGの商品外観デザイン領域を用いて、動くことに対する喜びや楽しみを創ることで、生活をより豊かなものにするべく日々活動しています。動くものの美しさを追求し、移動に彩を与える仕事として、視覚伝達デザイン学科卒としては稀有な就職先かもしれませんが、「愛機」と呼んでもらえるような製品づくりに携わることが出来ているのは誇りに思います。

アメリカへ
2012年には、アメリカにあるグループ会社のGK Design Internationalに赴任し、ロサンゼルスとアトランタで7年ほど過ごし、主に北米向けのモーターサイクルやスノーモービル、ROV(四輪バギー)、マリンプロダクトのデザインに関わりました。遊びに本気な市場に身を置き、肌で感じながら、そこにふさわしい世界観づくりに努めました。リサーチ出張で訪れたイベントで、自分の携わったモデルに乗るオーナーに、「俺のバイクかっこいいだろっ」と笑顔でサムズアップ(グッドサイン)してもらったのはこの仕事を選んで良かったなと思えた瞬間でした。

製品を通じて新しい生活をつくる
2019年に帰国して、今はASEAN地域担当のチームに所属しています。今度はより普段の暮らしの一部に溶け込む(と言っても日本人の感覚からはかけ離れたアグレッシブなデザインですが)モデルに携わっています。こちらもまた、私たちがデザインしたものを愛でて、大事に乗ってくれているお客さんに出会います。

今思えば、ものを作るだけがデザインではないことは、学生時代すでに学んでいたような気がします。最初のコミュニケーションとして外観をデザインしていますが、それをきっかけに私たちのつくる製品とつながりが出来、新しい生活がはじまります。5年先、10年先まで大事に思ってもらえて、自慢できるような「もの創り」をこれからも心がけていこうと思っています。

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