熊本支部報告より(抜粋)
8月9日(火)~8月14日(日)熊本県立美術館分館1階展示室にて開催
「第41回熊本支部展」は大学、校友会本部、支部そして全国の校友の皆様の支援で
質の高い展覧会になったことを感謝いたします。ありがとうございました。
地震後4ヶ月であったにもかかわらずこの応援企画により、
マスコミにも取り上げていただき、より多くの来館者があった。
全国校友からのチャリティー参加作家41名、作品数63点は、展示と同時に、
来館者が気に入った作品を申し込んでいただいた。
その後の抽選にて作品をお渡しする際に、義捐金を募るかたちを取った。
予約作品53点のほとんどは最終日に取りに来られ、
その他は益城町「みんなの家」に飾っていただくこととなった。
作品を手にした、最大被害の益城町総領の若い夫婦が
「家は全壊でも何とか暮らしている。この作品に出会えて嬉しい早く自宅の壁に飾りたい。」
と笑顔で作品を持ち帰えられたとき、この企画の本当の心が解った気がした。
その場にいた支部会員は会期の疲れを忘れる思いがした。
全国校友の温かい心のこもった応援作品が被災された皆様を癒してくれることと信じている。
「美術で元気にしたい」という武蔵野美術大学校友会本部ならびに
この企画に賛同くださった全国の校友の皆様の
温かい支援(作品)を提供いただいたことに深く感謝いたします。
また、展示に際し、福岡、鹿児島支部、ムサビ在学生の展示協力をいただいた。
鹿児島支部展来場者からの応援フラッグも天井から飾られた。
展覧に岡山支部やチャリティー参加作家も訪れていただいた。
尚、義捐金の使途にいついては、熊本城の復興は県民の総意でもあることから、
美術の拠点となる熊本県立美術館・分館ともに熊本城公園内に位置していることもあり、
熊本城復興支援に充てさせていただくことを来場者に伝え喜んでいただいた。
義捐金(総売り上げ金)315,800円