校友会では、在学支援として、卒業制作に掛かる奨学金を贈与しています。
2024年度は、15名採用し、7名が優秀賞に選ばれました。
日本画学科
シャダポー 夢亜「Bal(l)ade」
屏風・和紙、岩絵具、パステル、印刷物
1020×2060(mm)
「Bal(l)ade Nocturne」
1330×1820(mm)
パリ留学中に、街を歩いて感じた空気感を作品にしたいと思った。日本画の画材と西洋的なモチーフを組み合わせることで、フランスと日本の二国にルーツを持つ自分ならではの表現ができるのではないかと考えた。
Instagram:@mouachadapaux
日本画学科
島田 涼平「方舟」
木製パネル、紙、岩絵具、水干絵具、透明水彩、色鉛筆
3320×7280 (mm)
身のまわりに満ち溢れた神秘や奇跡を目の前にして、絵を描かずにはいられなかった。
Instagram:@ushisma
油絵学科油絵専攻
木村 奈央「月とすっぽん」
スチロフォーム、アクリル塗料、プロジェクター
可変、映像:5分51秒
この作品では、月と太陽、地球、すっぽんというキャラクターを通して、「自分を他者と比較することなく、自分自身の良さを見つめ直すこと」の大切さを表現しています。
Instagram:@KIMU2AIMAIMOKO
空間演出デザイン学科ファッションデザイン専攻
浜崎 真帆「LOBBY」
糸、布、わた、ディスプレイ、ほか
12分22秒
『LOBBYは、無臭だ。
そこに集まる人たち、灰色の世界に強烈な匂い。
そんなツンと、ニヤリとした匂いに思いを馳せながら、ミシンで何往復も刺繍を施す。
まっさらな布が、色をなし、形をなし、
膨大な糸の集合体は、人間となる。
さいごは、踊り狂って。』
Instagram:@manahohamasaki
建築学科
諸江 一桜「脱獄計画-監視空間における主体性の再獲得-」
木、スタイロフォーム、銅板、アクリル板、ジェッソ
模型:1200×1000×1000(mm)、1400×1200×1000(mm)
パネル:2000×2000(mm)
本設計は監視空間の関係性を操作し、被監視者が監視者を「見返す」ことで主体性を取り戻す可能性を探る。対象は見世物小屋と監視小屋。光量と結露という現象を最大化した仕掛けから関係を揺さぶる建築を提案する。
Instagram:@moroe_kazusa
基礎デザイン学科
畔上 陽一「cosmo-typesetting automaton」
プログラム、本、ポスター
50インチ×4/B5×4/B1変形×4
タイポグラフィの自己組織化システム。画面上を浮遊する粒子は、接触すると特定ルールで結合し文字の形に成長する。形成された文字同士も接触・結合を繰り返し、徐々に単語や文章へと発展していく。
X:@yoichiazegami
Instagram:@yoichiazegami
デザイン情報学科
野嶋 慶乃「棘の琴線」
ミクストメディア
可変
煙突掃除ブラシの音を煙突に共鳴させるサウンドインスタレーション。工業製品から生まれた「雑音」をキャプチャし、耳を傾ける空間を制作した。
Instagram:@yoshino_nojima10